これは回るでっ!と思って何回ハズレ台を掴んだかわからない、Mr.です。
負けないパチンコ立ち回りシリーズ第三弾
前回までで、「良い台」にたどり着くまでの3ステップとして
①そもそも回転率の良い台が在る店に行く(店選び)
➁釘を見れるようになる(観察眼)
③技術介入によって回転率自体を底上げする(技術介入)
今回は最後の③番、技術介入について掘り下げていきます。
先にお断りを入れておくと、右打ち・ボーナス時などでハンドルをこねくりまわす感じの技術介入の事だと思ったあなた…残念!
今回は右打ち・ボーナス時よりも圧倒的時間を共に過ごす通常時の技術介入編です。
通常時に何を介入するんだよと思われるでしょうが、意外とやる事は多いですし回転率に焦点を当てるとやらないわけにはいかないレベル。
そんな技術介入にも種類があり
通常時=減らさない・守りの技術介入
右打ち・ボーナス時=増やす・攻めの技術介入 と言えます。
何ちゃらの~技術介入なんてカッコイイ言い方してますが、小手先の小技から正確無比な本当の技と呼べるモノまであり様々です。
減らさない・守りの技術介入について
- 通常時の技術介入ってどんな事するの?
- そもそも難しいんじゃない?
- できたとして、どんな効果があるんだよ?
このような悩みが吹っ飛ぶ記事に仕上げてみました。ではどうぞ!
目次
通常時こそ技術介入のしどころ
一般的にパチンコの技術介入といえば右打ち・ボーナス時のハンドルこねこねする感じの事だと思っていませんか?
それも間違いではありませんが通常時こそ介入しっぱなしと言っても過言ではないほど技術介入は忙しいです。
通常時は大きく3つの技術介入があり、そのやり方・気を付けてほしい事・効果を見ていきましょう。
ストローク調整
ハンドルのひねり具合で打ち出す玉の強さを決めます、これがストローク。
- 台によって感触が違う
- 身じろぎ一つで打ち出す箇所がズレる
- 同じ箇所に打ってるはずなのに部品がヘタっていてうまく飛ばない
- 固く動かないようにしていても隣に人が来るといつのまにかズレる(ちょっとオカルトちっくですが
とにかくピーキーな仕様です。
回転率の記事でも触れましたが、打ち出した玉は釘や突起にぶつかって重力に従い落ちていく物理の世界です。
毎回同じ(ヘソに入りやすい)軌道をなぞるには同じ箇所に同じ力で打ち出すのが最も再現性が高いと言えるでしょう。
ここをテキトーにブレブレで打ってしまうと、玉が安定せずその台の本当の回転率を引き出す事ができません。
「同じ箇所に玉を飛ばす」だけの簡単な内容ですが、稼働中の大半を占める通常時のうち、常時気を配らないといけない技術なので、立派な技術介入です。
保留3個止め
保留を溜めれる数は基本的に4個が多いですね、なので4個の場合を解説します。
(8個溜めれる機種もありますがその場合はMAXからー1~2個と考えて下さい)
この技術介入は保留が3個点灯した時点で、ハンドルに付いてるストップボタンを押して打ち出しを一旦止めるということ。
3個溜まった時点の状況を思い浮かべましょう、玉が3個目として入った瞬間は盤面上に打ち出された玉が3個~ほど散らばって落ちている最中のはずです。
このいくつかの玉が4個目(MAX保留数)として入賞する可能性があるので3個目で一時的に止めるのです。
これを四個目(MAX)入賞の時点で止めた上、盤面上に残っていた玉が入賞してしまった際はオーバー入賞となり、1回でも多く受けなければならない抽選をその玉で受けれなくなります。
「たった1回くらいいいだろう」「そんな小さい事気にしてどうするんだ」という声が聞こえてきそうですがこの1回を侮ってはいけません。
なぜならこのオーバー入賞したタイミングで大当たりを引いていた可能性を否定できないからです。
たとえこの一回が無事ハズレ(?)ていても、オーバー入賞を続けて合計で319回目となったらどうでしょうか?オーバー入賞した玉でミドルクラスの大当たりを引けていたかもしれない…と言えなくもないですね。ちょっと極端でしょうか、でも事実です。
オーバー入賞すると機種によって決まった払い出し(1~4個ほど)を受けれるので、入ったとしても損しているように感じませんが、上記の理由で必ず回避した方がいいですね。
少し余談になりますが、保留4個点灯時は「変動が早くなる」特殊効果があります。言い換えると時間効率が上がります。
これもユーザー側が目に見えて介入できる要素でもあるので無視できません…が、オーバー入賞のリスクと隣り合わせなので上手く折り合いをつけて狙ってください。
ステージ止め
パチンコ台のスタートチャッカー上には色んな形のステージと呼ばれる釘とは違った入賞補助をする台座があります。
機種によって形が違うので、入りやすい形をしてるものから全く意味がないんじゃないかと思うもの、役物が介入しているものもありますね。
ステージに乗った玉がスタートチャッカーに入りやすい・入りにくいを癖(クセ)が良い・悪いと言います。
ステージ癖は見た目では非常にわかりづらく、せっかく釘状況がすごく良い台に座って打ち出してみたもののステージの癖が悪すぎて断念…なんて事もしばしば。
ステージからの入賞率は乗った玉がどれほどスタートチャッカーに入賞しているか見て判断します。
10個乗ったとして何個入ったか→3個(30%)・5個(50%)・7個(70%)というふうに数えてみてもいいですね。
この入賞率が高いほど、ステージに玉が乗った際にハンドルのストップボタンを押して打ち出しを止めるのがこの項目の技術介入、ステージ止めです。
ステージに複数の玉が乗ると玉同士が干渉してしまいますし、順調にスタートチャッカーに落ちようとしている玉と打ち出した玉が衝突して入賞の妨げになる事ほど残念な事はありませんね。
これらを未然に防ぐのは自分のストップボタンを押すタイミングだけです。
ステージに玉が乗るたび注視し実行するので、乗りやすく入賞率の高い(癖が良い)ステージを持つ台ほど介入する頻度が高くなりますが、そういう台ほどステージ止めをする効果がグンと高まります。
演出止め
疑似連・保留変化・振動・フラッシュ・役物稼働…etc
パチンコ演出を上げたらキリがないほど多彩にありますがこれら演出を無視(スキップ)する事はできませんし、台横に付いてる機種説明やパチンコサイトなどでは演出ごとの信頼度も発表されていますね。
信頼度が高い演出ほど大当たりに絡みやすいということは、それらが出た時点で無駄に玉を打つべきではありません。
機種によって微妙に意味合い(ヘソ保留の扱い)が違いますが、不利に働くものもあるので基本的には大当たりを確信したら打ち出しは止めるべきです。
年配の方やパチンコの仕様をよくわかっていない方が高信頼度の演出が展開されているにも関わらず当たるまで打ち続けてるのをよく見ますが、もったいなさ過ぎて声をかけて止めたいくらい。
高信頼度演出が起こった際に止めるので上記の保留3個止めやステージ止めほど頻度は高くありませんが、一回の止めている時間は一番長くなります。
ハズレを確信したら打ち出しを再開しましょう。
まとめ
玉を極力減らさない事に重きを置いた守りの技術介入として紹介させていただきました。
- ストローク調整
- 保留3個止め
- ステージ止め
- 演出止め
技術介入といってもユーザーができる事といえば「ハンドルをひねる」・「ストップボタンを押す」くらいしかありません…が、ここにどれだけ知識・技術と意識をつぎ込めるかで勝率が変わってきます。
自然にやっていることも多かったのではないでしょうか?
無駄玉を打たない・オーバー入賞しないという事は手元にやった分だけ玉が残るという事、その技術介入で得た(浮いた)玉をさらに打つ事でヘソに入賞させる、これを繰り返すと回転率は確実に上がります!
良い台にたどり着くまでの3ステップとして
➁釘を見れるようになる(観察眼)
③技術介入によって回転率自体を底上げする(技術介入)
①~③を3記事に渡って難易度が高い順に解説してみました、どうでしたか?
僕はパチンコを勉強しはじめた頃この順番が逆だとおもっていました
技術介入といういかにも玄人がやるようなのが一番難しく、逆に店選びなんてその辺行けばいっぱい店在るじゃん、と。
でも実際はそうではなく、店選びや釘状況ほど自分の力ではどうにもならない事が多く、技術介入は練習さえすれば誰でも身に着ける事ができるのです。
特に今回紹介した通常時の技術介入は習慣化すれば苦にもなりません、まるで息をするかのごとく自然にやれるようになるでしょう。
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