目を閉じるとパチンコ玉の動きを鮮明に思い出せる…Mr.です。
パチンコ打ってると軽快に回ったり、かと思えば全然回らなくなったりした事ありませんか?
パチンコ玉の動きをよく見てみると、複雑な動きをしていますよね。
それもそのはず打ち出されたパチンコ玉は盤面上の無数の釘や突起にぶつかってはじかれて重力で下へと落ちてゆくゴリゴリ物理の世界だからです。
プレイヤーが感情論でどうこうする事はできませんし
そんな不安定な玉の動きに自分の勝ち負けを左右されるなんて、たまったもんじゃない!
と言いたいところですが、実はこの物理法則にプレイヤーが知識と技術で少し抗う方法があります。
それが今回のお題「回転率」です。これを学び実践すると
- 回転率って何に使うの?
- 回転率ってどうやって計算するの?
- 回転率を軸に立ち回る事で勝率アップする?
こんなお悩みが解決します。
(※レートはすべて4円パチンコとして書いています)
目次
回転率とは
パチンコ記事などでボーダー回転数(ボーダーライン)という言葉を聞いたことないでしょうか、簡単に説明するとボーダー回転数以上回っていると理論的には「負けない」とされており、パチンコ実践における鉄板的数値の一つです。
このボーダー回転数(台ごとに違う)と比べて現在遊戯している台が回っているか、それとも回っていないのかを比べるためにその台の回転率が必要になります。
回転率を求めるには回った回転数(ゲーム数)とそれにともなって使った金額(※玉数でも後から金額に直す事も出来ます)が必要です。
投資していくごとに1000円分の玉で〇〇回転、10000円分で〇〇〇回転と集計していき最終的に回った回転数(ゲーム数)を使った金額で割る事で回転率が求められます。
使う数値の一例:
- 18回転で1000円(250玉)
- 360回転で15000円(3750玉)
- 1160回転で58000円(14500玉) など
では実際に計算してみましょう
計算の仕方
数字が小さいうちは打ちながら暗算もできますが、金額と回転数が大きくなってくると苦しいのでスマホの電卓アプリなどで対応していきます。
パチンコ記事で紹介されるボーダー回転数の数値は一般的に1000円で回った回転数を用いているので、回転率を算出する時は元の大きな回転数を1000円=1として割ります。
例:1160回転で58000円(14500玉)投資した場合
1160回転を※58(1000円が58枚)で割ります。1160÷58=20
(※500円の場合は整数ではなく0.5を使います。10500円=10.5)
求められた20が1000円あたりの回転率です、1000円で20回転ですね。
この1000円20回転という数値がボーダー回転数以上だったら、その台はプラスの期待値の台ということになります。
もし下回っていればマイナスです、打てば打つほど負けますので打つのを止めて下さい。
ここで勘違いしないでほしいことは、打ち始めて1000円目の回転率だけでは本当の回転率は到底わからないということ。
例の58000円(14500玉)分を投資するまでにおよそ数時間でしょうか。その間きれいに1000円ごと20回転ずつ回ったでしょうか?
そんなことはありえませんね、12回転くらいの時もあれば26回転くらいの時もあったでしょう。
回転率は上下しながら、試行回数を重ねる事でその台本来の回転率に収束していきます。
経験上、1000玉~程度の打ち込みでは上下にブレる可能性が高いので、10000玉~12500玉ほど打てば本来の回転率と大きく違わない数値になると思っています。
回転率を活かした立ち回り
ここまでで回転率の求め方がわかったのであとは実践あるのみ。
実践する上で重要な事が二つ
- 1回転でもボーダー回転数を超える台を打ち続ける
- ボーダー回転数を下回ると判断した場合はできる限り早めに見切りをつける
一つ目は回転率の良い台にたどり着けば簡単ですね、自分の使えるお金(玉)と根性の話だけです。
問題は二つ目のいつボーダー回転数を下回ると判断して、どこで止めるのか。です
これは人それぞれ経験値や感覚が違うので明確に線引きできませんが
一例で、僕の場合は2000円(500玉)を使ったあたりで目標の回転率に明らかに足りてなければ見切るようにしています。その後ズルズル追うことがあったとしても10000円(2500玉)まで行けばある程度の答えは見えてきますね。
早すぎる見切りも良い台を捨ててしまう要因になりえますが、迷った時は自分が納得していないものに大事なお金(持ち玉)を賭けるに値するかよく考えて下さい。
良く回る台を可能な限り打ち続ける、目標より下回ると判断すれば早めに見切る。
こうする事で期待値がプラスの台での実践時間が長く、反対にマイナスの台を打つことがあっても稼働時間を短くする事が可能です。
これを癖付けて実践する事で不要な負けが減り勝率が上がっていきます。
まとめ
自分が良いと思って打ち出しても思ったほど回らないなんて事は日常茶飯事。
回らない場合は早めに見切る→必然回らない台ばかりで打てる台は少ないという状態に陥ります。
よく考えると勝てる台(よく回る台)が少ないのは当たり前だったりします。
ボーダー以上回る台というのは、お店側が損をする台だからですね。
根気強く探しましょう、在る所を探せば必ずあります。そして探し当てたら全力で回してください!
逆に無い所を探すと当然ですがありません、探す場所を間違えてますね。
こうして回転率を計算する事でその台が回る・回らないを判断できるようになる…ということは
お店の設置した数々の回らない台というトラップの数々、これら回らない台を打たない・回避するというのは客側ができる数少ない防衛術の一つなのです。
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